プレイ日記 14
「血は飲めたのか」と尋ねるエレーヌをフィーアは拒否する。
それは、人間でありたい。
あるいは、化物になりたくないというわがままで。
願わくば、まるで人間のように
昔のように過ごしたいという夢なのかもしれない。
そんなある日。
護衛任務の最中にトラブルが発生してしまう。
戦闘の末、フィーアは重傷を負う。
それだけなら、まだ良かったが――
血を飲むことを拒んだがゆえに
吸血鬼である現実を受け入れられないがゆえに
彼女は血に飢えた獣となって、牙を剥く。
エレーヌは獣を叩きのめそうとするが・・・
正気に戻った時にはもう遅く、かけがえのない仲間を殺してしまう。
「局外者」で初めの仲間達を殺して、此処でも仲間を殺してしまうフィーア。
彼女は吸血鬼であることを受け入れると同時に、厭うことになるのかもしれないと思うと残酷・・・
レベル1にはちょっとハードな現実では・・・?
アーネストのてんこ盛り個性に匹敵する濃い設定になってしまってる。
これもう沼では・・・救いをください・・・
このシナリオ、分岐とか台詞追加要素があって何度やっても美味しい。お気に入り。
やり終わると心が切なくなる・・・